1959年(昭和34年)8月1日 に開業した、単式ホーム1面1線の地上駅です。2010年(平成22年)8月28日には、土砂崩れの恐れがあるため千頭 - 奥泉が運休し、代行バスは当駅に停車しなかった為、当駅は休止となりました。その後、2011年(平成23年) 8月12日に運休区間が再開されています。駅周囲には4軒(居住している家が3軒)だけの駅で、静かなたたずまいです。大井川の川の流れる音が、訪れた人たちを癒してくれます。ゆっくりとホームに列車がやってきました。本当にゆっくりです。まるで時に流れが、俗世間とは違うようです。
待合室は少々傾いているように思えます。 しかし、これでも待っている間の雨風をしのぐには十分です。
車の通る道へは、石段を登って行きます。これが中々趣があります。
土本駅から澤間に向かう列車。慌てずにゆっくりと進んでいきます。秘境駅訪問家の牛山さんの秘境駅ランキングは21位と秘境度の高い駅です。TVの番組でも取り上げられていました。この駅から歩いて10分程で、「土本のたこ杉」を見る事が出来ます。
土本は超限界集落に分類される(3軒の民家)
存続集落:55歳未満、人口比50%以上 跡継ぎが確保されており、共同体の機能を次世代に受け継いでいける状態。
準限界集落:55歳以上、人口比50%以上 現在は共同体の機能を維持しているが、跡継ぎの確保が難しくなっており、限界集落の予備軍となっている状態。
限界集落:65歳以上、人口比50%以上 高齢化が進み、共同体の機能維持が限界に達している状態。
危機的集落:65歳以上、人口比70%以上 9軒以下、高齢化が進み、共同体の機能維持が極限に達している状態。
超限界集落 特に定義なし 特に定義はないが、約5軒以下、限界(危機的)集落の状態を超え、消滅集落への移行が始まっている状態。
廃村集落 :1軒2名以下 超限界集落の状態を超え、残り1軒となり、集落の機能が完全に消滅した集落の状態。
消滅集落 人口0 かつて住民が存在したが、完全に無住の地となり、文字どおり、集落が消滅した状態。
消滅可能性都市
少子化や人口移動に歯止めがかからず、将来に消滅する可能性がある自治体の事を指しています。 「日本創成会議」人口減少問題検討分科会が、2040年までに全国約1800市町村のうち約半数(896市町村)が消滅する恐れがある、 と発表しています(14年5月)。10年の国勢調査を基にした試算で、40年時点に20〜39歳の女性人口が半減する自治体を「消滅可能性都市」と 見なしています。同時点までに人口1万人を切る523の自治体は、とりわけ消滅の危険性が高いといわれています。
川根本町は、総人口 7,538人(2015年10月1日現在)世帯数 2,939世帯と小さな自治体です。
総人口は1万人を切っており、消滅の危険性にさらされています。 大きな自治体と合併し、人口動態がマスキングされ、消滅可能性都市ランキング入りを逃れたであろう自治体も存在しますが、 現時点で数値化され、発表された自治体のランキングがこれです。
消滅可能性都市ランキング
消滅可能性都市一覧 数字は
2010年から30年間での20から39歳の女性人口の減少率
◆静岡県
川根本町71.1
東伊豆町68.3
西伊豆町67.6
熱海市66.8
伊豆市64.6
松崎町60.8
下田市59.9
南伊豆町56.4
小山町55.5
森町 53.8
伊東市51.6
群馬:南牧村89.9
奈良:川上村89.0
青森県:今別町88.2