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    神尾の延命地大菩薩

    • 2015.11.24 Tuesday
    • 07:48
    JUGEMテーマ:ぶらり旅
    大井川鐵道本線の神尾駅から473号線に出る手前にこのお堂はあります。 そこは峠になっており、地蔵峠と名付けられています。 地蔵峠という名前の峠は各所にあります。その由来は、峠・峠道にお地蔵様が祀られている事に因んだという理由が多いようです。 お地蔵様は人々の苦悩を、無限の大慈悲の心で救う所から名付けられたとされ、 日本における民間信仰では道祖神としての性格を持ち、「子供の守り神」としても信仰されています。
    延命地蔵大菩薩
    由緒、勧進年月日不詳、大井川・川根道をこの山峰に開鑿するに当たり洞蘇秦の石像を建立し其の後又地蔵尊の石像を建立せしが、未だ堂宇を建立するにいたらざりき。 然るに頼朝公、各地の仏舎建立に心念を懸けらるるに当たり 当地蔵尊も亦堂宇建設費として若干金の寄進有り。 是に於いて地方の信徒も亦浄財を喜捨して堂宇初めて成る。 位置は現今地に同じ。 ただし、昭和6年頃川根街道が県道として二間半の自動車道に改修の時、 県道より現在地に移転せり。 安置の所よりに当たり西南籠場と称する所有り。其の頃、籠殿を建設せし跡地なり。 その傍らに花立石と云う所は香華堂の跡地なり。又、東方に庚申塚と称するは最初に於ける道祖神の石碑を建立せし所にして今尚像を存す。 現地地蔵堂に木像有り。これは慶長年間、肥後細川公の寄進せられたるものと言う。 慶長中、村内失火の際、類焼して古記録も悉く皆鳥有に帰せりと古老の口裨にあり。 而して徳川時代諸大名東海道通行の際には必ず当地蔵尊へ代参を立てられ交通の安全を祈願せりと云う。 更に安産の御利益大多にして婦女の信仰又殊の外なり。縁日は2月の24日なり。
    堂宇の由緒書より(個人名がある為、その部分は割愛しました)

    これが、神尾の延命地蔵大菩薩の堂宇全景です。赤いのぼりが幾つか並び、今でも信仰を集めている事が伺われます。右手前には、三界萬霊の碑と地蔵菩薩の石仏があります。小さな地蔵菩薩は手を合わせた像形から、何らかの供養のために建立されたと思います。三界萬霊の碑は、ここにかつては寺院があったのではないかという事を思わせます。右手奥には石組みの階段なども見られます。左にある碑は、碑文が薄くなり読めませんでした。

    写真の左側が地蔵大菩薩のお堂、右側が弁天様を祀っている弁天堂です。この弁天堂の由緒書はありませんでした。 後に財宝神としての御利益があるとされ、弁才天は財宝神としてしんこうされるようになります。 「才」の音が「財」に通じることから「弁財天」と書かれることが多くなっています。 水辺、島、池、泉など水に深い関係のある場所に祀られる事が多くみられます。 この地域の繁栄の祈願、そして大井川の水辺という事で、弁天様が祀られたのではないかと推測されます。
    三界萬霊(さんがいばんれい)
    三界万霊牌はこの世のありとあらゆる精霊を合祀した位牌のことです。 三界万霊牌を祀るということは、すべての精霊を供養する事が大切だという事を教えるものなのです。 簡単に言えば、一切の霊を供養する塔という事になります。 その三界とは、輪廻転生する領域を三界(欲界・色界・無色界)に大別したものになります。
    欲界(よっかい):物質欲の世界 三界のうち欲界が最下層です。淫欲・食欲・睡眠欲など、本能的な欲望が強い世界です。細分化すると20〜36階層に分けられ、上は六欲天から、下は八大地獄まで、人間界は中間に位置します。 天の世界は詳細に分けられています。下から数えて六つ目までを六欲天といいます。六欲天は人間に近い天で、欲望に束縛されているので、欲界に属します。 地上に住む2天を地居天じごてん、空中に住む4天を空居天くうごてんといいます。 六欲天には性欲があり、その多少によって順位が付いています。地居天は交わり有り。空居天は、からみ抱くのみ、握手のみ、対して笑うのみ、相い見合うのみ、の4段階があります。  
    色界(しきかい):形質だけの世界 欲界の上は色界といいます。色とはCOLORだけではなく、形あるもののことで、欲望を離れた浄妙な物質からなる世界てす。 欲望は超越しましたが、物質的な束縛はまだ残っている段階です。色界は、心身の落ち着き具合によって、大きくは4段階に分けられ、細分化すると16〜18の段階に分けられます。 四禅天(7〜9種類)三禅天(3種類)二禅天(3種類)初禅天(3種類) 四禅天内の、無想天を広果天に含めると17天説。さらに初善天内の大梵天を梵輔天に含めると16天説になります。 
    無色界(むしきかい):心だけが生きている世界 色界の上にあるのが無色界です。色を持たない世界です。欲望も物質的な面も超越した、精神的な要素のみからなる高度な世界です。 こちらも、心の落ち着き具合で4段階に分けられます。この4段階の最高峰を非想非非想処天(ひそうひひそうしょてん)あるいは色究竟天(しきくきょうてん)、有頂天(うちょうてん)などと呼びます。 有頂天は、喜びや得意の絶頂にいて、我を忘れている状態を表す言葉としても有名です。 これらの区分は、空間的にある世界というより、修養による心の発達段階を表している、と捉えた方がよいと思います。 無色界の上、つまり三界を超越したところに仏の世界が存在します。

    「三界萬霊(さんがいばんれい)」と「有縁無縁(うえんむえん)」
    三界とは、人間の心性しんしようによる欲界、色しき界、無色界という三つの世界。 「三界萬霊」とは、命ある全ての存在を意味しています。 「有縁無縁」とは、それら全ての命が、たとえ直接的にふれあわなくともじつはしっかり繋がっているという認識を示した言葉です。

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