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  • 2016.01.24 Sunday

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    横澤隧道

    • 2016.01.15 Friday
    • 07:41
    JUGEMテーマ:大井川流域、ぶらり旅!
    この隧道は、大井川鐵道土本駅から約800m位の所にあり、昭和46年6月竣工です。 横澤橋は、昭和45年3月竣工と書かれていましたから、それよりも1年3か月後に完成しています。 千頭森林鐵道の車道化に伴って大規模に改築に時間がかかったのでしょうか。 長さはおよそ100mです。 道幅も広いとはいえませんが、当時の交通事情を考えれば、妥当だったのかもしれません。 上部や左右の部分はコンクリート部分と明らかに時代が違って見えます。 恐らくは、抗門部分は作り替えられているものと思われます。 また、内部もコンクリートで巻かれ、照明も付いている事から、林鉄時代のものから、大幅な改築が行われたと思います。

    銘板はかなり立派で、「昭和四十六年六月竣工」と刻まれています。 この写真で上部の傘石とコンクリート部分との時代の相違を 比較する事が出来ます 。

    大井川発電所

    • 2015.11.27 Friday
    • 07:10
    JUGEMテーマ:ぶらり旅
    このダムは、大井川鐵道本線・青部駅からおよそ500m位の所にあります。 車では、367号線から眼下に見る事が出来、水圧鉄管の直ぐ横を通るので、 昭和9年(1934年)に着工し、昭和11年(1936年)に運用が開始されました。 所在地は、川根本町崎平字ハタマシマ。 運用開始当初は、大井川電力でしたが、現在では中部電力の所有となっています。 写真は、367号線から見える水圧鉄管。この時は、何か工事をしている様子で、銀色のシートが掛けられていました。道路沿いなので知っている方・見た事のある方も多いと思います。

    この写真は367号線から見た発電所の全景です。紅葉と発電所、人工産物と自然が共存している風景です。

    赤松発電所

    • 2015.11.26 Thursday
    • 08:16
    JUGEMテーマ:ぶらり旅
    この発電所は、島田市コミュニティーバス相賀線の赤松発電所で下車すると目の前にあります。 JR東海道本線の島田駅よりおよそ6,0kmの所です。 車の場合は、64号線の神座から相賀方面へ曲がる道があるので、そこを曲がると1分程で左手に見えてきます。

    左手には発電部分、右手には赤く塗られた桁の様な構造物。その手前にカプラン水車のランが展示してあります。 運用開始当時(昭和32年[1957年]10月)は中部電力が所有していたのですが、現在は地名発電所と交換した為、 東海パルプの所有になっています。

    この写真は、右斜め方向から見た赤初発電所です。小ぶりな発電所ですが、それなりに迫力があります。

    柵で囲まれた発電所の横には、現在の発電量を示す電光掲示板があります。 私が訪問した時の発電量は6389kwでした。

    長島ダム

    • 2015.11.19 Thursday
    • 09:45
    JUGEMテーマ:ぶらり旅
    大井川鐵道・井川線の長島ダム駅から徒歩で3分位の所にあるダムです。井川線の車窓()からも、迫力ある姿を見る事が出来ます。 長島ダムは型式が重力式コンクリートダムで、 堤高は当初112.0mを計画されましたが、後に修正されて109.0mとなっています。 特定多目的ダム法に基づき国土交通大臣が直轄管理を行う特定多目的ダムであり、 大井川水系唯一の多目的ダムとなっています。 目的として洪水調節、不特定利水、灌漑、上水道供給となっていて、 水力発電目的ではありません。水力発電を行わないダムとしても大井川本川では唯一のものです。 計画から29年後の2001年(平成13年)に完成しています。

    ダム建設によって本川根町の39戸が水没、関連移転を含めると43戸の住居が移転を余儀なくされました。 住民はダム建設に対し反対運動を繰り広げました。 当時大井川の枯渇原因がダムであった事もあって下流の流域住民も長島ダム建設に否定的姿勢を見せていました。 建設省は1979年(昭和54年)4月17日に長島ダムを水源地域対策特別措置法の対象ダムに指定、 水没住民への補償を厚くする他に水没地域である本川根町(現在は川根本町)の地域整備を実施しました。 具体的には大井川沿いの温泉館「もりのいずみ」新設(時之栖に業務委託)、接岨峡温泉内への温泉会館の建設、 久保山ゲートボール場の新設、奥大井湖上駅へのレイクコテージ奥大井の新設などです。 大井川沿岸を走る大井川鐵道井川線が川根市代駅から川根長島駅間でダム建設により水没する事から(レインボーブリッジから見える旧井川線ミステリートンネル)、 井川線の存廃問題も起こりました。 井川線は上流の静岡市井川(井川線・井川駅:運休中の駅)と千頭(井川線・千頭駅)を結ぶ重要な交通機関であり、 観光路線の一つでもある事から存続を求める声が上がりました。このため建設省は1990年(平成2年)より補償工事の一環として井川線の付け替え工事の施工を開始しました。 付け替えにより川根市代駅から長島ダム右岸までの間が標高差ができて急勾配となるため、アプト式のラック式鉄道が採用されました。 川根市代駅をアプトいちしろ駅と改称し、長島ダム右岸に長島ダム駅を新設して、 この2駅間を電気機関車によって推進しています。また、ダム湖を渡る鉄橋を「奥大井レインボーブリッジ」と名付けられ、 橋の中間に奥大井湖上駅を新設。こうした工事により大井川鐵道は蒸気機関車導入(大井川鐡道本線)に次いで、アプト式鉄道(大井川鐵道・井川線)という新しい特徴が得られる事となりました。 その後、井川線には「南アルプスあぷとライン」の愛称が付けられました。長島ダム直下に架かるしぶき橋も観光の名所となっています。

    ミステリートンネル

    • 2015.11.19 Thursday
    • 09:15
    JUGEMテーマ:ぶらり旅
    アプトいちしろキャンプ場の奥側にミステリートンネルの看板が立っています。 ここは旧井川線の線路だったところで、線路や枕木は撤去してありますが、ドッキリ処や野生の蝙蝠に遭えると書かれています。 ちょっと冒険心をそそられます。

    井川線の旧トンネル(375m)はそのまま残っています。 中は真っ暗。懐中電灯がないととても先には進めません。

    トンネルをくぐるとアプトいちしろ駅に入ることが出来ます。 アプト式の仕組みを見る事が出来たり、産業遺産の市代吊橋をみたり、四季折々の山々の風景を楽しむことが出来ます。

    笹間川ダム

    • 2015.11.19 Thursday
    • 07:21
    JUGEMテーマ:ぶらり旅
    川根温泉笹間渡駅から63号線に出て左に歩いて一つ目のトンネルを越えたら右手に曲がります。 このあたりでダムの堤体が見えてきます。ここまでの所要時間は10分位です。 川口発電所へ発電用水を供給するためのダムを建設することとなり、 大井川本川の塩郷ダムと支流・笹間川の笹間川ダムが建設されました。 1955年(昭和30年)より着工され1960年(昭和35年)に完成した笹間川ダムは堤高46.4mの重力式コンクリートダム 大井川にある塩郷ダムより取水され、このダムに導流されます。 また、このダムの水は、約9km下流にある川口発電所へ送水され、最大58,000kWの電気を発電します。

    このダムは発電用の貯水だけでなく、大井川流域の農業用水と上水道の供給も担っています。 川口発電所からは、大井川用水が取水され、神座の分水工を経て用水が分けられ、大井川水路橋を経て対岸へと水が運ばれます。

    50フィート転車台

    • 2015.11.17 Tuesday
    • 10:31
    JUGEMテーマ:鉄道
    この転車台は、千頭駅構内にあります。静岡県の産業遺産に登録(2001[平成13]年8月28日)されている3カ所のうちの一カ所。 1897(明治30)年イギリス・Ransomes & Rapier社製転車台で、国内の同国製転車台で製造所が判明している現存最古のものです。 全長50ft.(15,240mm)、自重17t、最大積載荷重は95t。 桁側面は魚腹形、転車台形式は「バランスト型」上路式で、 転車中は機関車・転車台桁の荷重は中央支承部だけで支持し、 桁両端部の車輪は円周状に敷設のレールとは接触しない方式をとっています。日本鉄道(現在のJR東北本線、高崎線、常磐線など)に納入された同一設計の転車台15基のうちの1基です。 日本鉄道・青森までの路線延伸、日清戦争勃発に伴うイギリス製テンダ式蒸気機関車の大量輸入はこの転車台と同時期で、 機関車の大型化に対応するものでした。輸入当時の設置場所は不明です。1941(昭和16)年頃、 新潟県の赤谷鉱山開発に伴う赤谷線建設時に東赤谷駅に設置されました。1980(昭和55)年7月、 東赤谷駅構内から大井川鐵道に移設され、同年11月から使用を開始し、現在も稼働中です。 この転車台でSLの転車が、この駅の一大イベントです。動態保存されたSLと産業遺産の共演なのです。 これが、転車台の全景です。ホームに入れば、真近で見る事が出来ます。

    転車台のエンブレムです。中々趣があり、思わず「シブい!」と声が出そうです。
    これは、大人気だった機関車トーマスの転車風景です。 2016年も大井川鐡道本線を、機関車トーマスが走ります。まだ見た事のない人には、お勧めのスポットです。

    主な仕様
    全長:50ft(約15,240mm)
    自重:17トン
    積載荷重:最大95トン
    所在地:静岡県榛原郡本川根町千頭
    所有者:大井川鐵道株式会社
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    アプト式

    • 2015.11.17 Tuesday
    • 08:04
    JUGEMテーマ:鉄道
    アプト式(Abt system)とはラック式鉄道の方式の一つです。 カール・ローマン・アプトが1882年に特許を取得した方式で、「アプト式」の名称は開発者の名前に因んでいます。 ラック式鉄道のうち「アプト式」という方式は、 2枚または3枚のラックレール(Rack-rail)およびピニオンギア(Pinion-gear)を位相をずらして設置します。 複数の歯の位相をずらすことにより駆動力の円滑化および歯の長寿命化を図っています。 また、常にピニオンのいずれかの歯がラックレールと深く噛み合っていることにより安全性の向上が図られています。 大井川鐵道井川線も3組のラックピニオンを使用しています。これがその写真です。

    アプト区間では、この歯が続いています。アプトいちしろ駅で降りただけでは、この歯が並んでいる光景は見る事が出来ません。 日本の鉄道では以下の路線・区間で採用されています。 1990年〜 大井川鐵道井川線アプトいちしろ駅〜長島ダム駅間 1893年〜1963年 国鉄信越本線横川駅〜軽井沢駅間 (信越本線横川〜軽井沢間が廃線になった後、碓氷峠鉄道文化むらが開設され鉄道資料館などでアプト式の展示を行っています)

    アプトいちしろキャンプ場からみたアプト区間です。急勾配を下る列車。ゆっくり走る列車に動きを持たせるため、 カメラを固定し、重ね撮りをしてみました。静止している背景と、少しぶれた列車の対比でアプト式の「動」を表現してみました。

    久野脇発電所(中部電力)

    • 2015.11.14 Saturday
    • 07:56
    JUGEMテーマ:ぶらり旅
    この久野脇発電所は、大井川鐵道本線・塩郷駅から15分程の所にあります。 久野脇のお不動様の所を5分程下った所にあります。塩郷駅より約1.5km位でしょうか。 1940年(昭和15年)に着工し、1944年(昭和19年)に運用が開始されています。 境川ダムから送られてくる水で発電し、大井川に放水しています。 出力:認可最大出力:32000kW、常時出力:13000kW 水量:最大使用水量:78.00立方メートル毎秒、常時使用水量:29.68立方メートル毎秒 落差:有効落差:48.60m 水車:2台 私が訪問した時には、この発電所も境川ダムと同じく工事をしているようでした。

    境川ダム

    • 2015.11.14 Saturday
    • 07:50
    JUGEMテーマ:ぶらり旅
    このダムは、大井川鐵道本線の下泉駅から徒歩で25分位の所にあります。下泉駅を出て左側(千頭側)に歩き、神社のあるT字路を左に曲がり道なりに進むと、「境川ダム」の看板があります。 この場所は、ちょっと広くなっているので、車の場合にはここに駐車すると良いと思います。

    着手年は1939年で竣工年が1943年、山中にひっそりと潜んでいる感じの小振りな戦前のダムです。 河川は、大井川水系境川で、型式は重力式コンクリート。 堤高:34.2m、堤頂長:83.8m、堤体積:27千m3。 送水先発電所名は、久野脇発電所(ダム水路式)となっています。 堆砂が進んでいたらしく、私が訪問した時には工事をしていました。 工事が終わったら、ダム湖一杯に水を貯めた風景を見に行きたいと思っています。

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