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    庄司の文殊堂

    • 2015.12.26 Saturday
    • 10:53
    JUGEMテーマ:ぶらり旅
    大井川鐡道本線・五和駅から西の方に6キロほど行った所に河村家住宅があり(この近くの駐車場で、毎年恒例となっている大代のジャンボ干支が公開されます)、そこから大代川のいちばん上流にある庄司地区から、 掛川の倉真川へむかう山道の途中にあります。庄司文殊トンネルをぬけて、 左手のほそい坂道をのぼってゆくと、急な曲がりかどのところに、道標がたっているので、解りやすいと思います。

    文殊堂由来
    その昔、豊臣秀吉の部下に熱血の士と言われたいわれた高橋庄司と云う者あり。 大阪落城の日、豊臣家の再興の一味に加わり東上の途中、徳川方の詮議厳しく、 大井川を渡る事が出来なかった。そこで、此の山奥に身をひそめ、 豊臣家の最高の機をうかがっていたが、ついに好機をつかめず、無念乍ら世を去ったのである。 その子吉衛は、父の霊と彼が日本三大文殊である天橋立文殊を本尊としていたので、 その文殊菩薩をこの地に祀り、尚當地の地名正地村を彼の名に因んで庄司としたという。 昔から文殊と言えば知恵の菩薩さまとして尊び遠近各地からの参拝者も多く今日に至っている。 尚、文殊堂の古記に正地村高柿先祖三郎兵衛親父黒守の令願望に付き 寛政十年に堂宇建立とある。 (平成五年現在で二百九十六年前)その後長い年月の間に幾 度か修復供養がなされたとの記録がある。 平成に至り當高柳家の発願により十万の信施の協力を得て此処に立派な 堂宇が改築され、平成五年四月落慶式を巌修す。
    ​(文殊堂の案内看板より)


    この文殊堂を建てた記録は、御林守河村家につたわる古文書のなかに、天保六年の「文殊堂建立施主附帳」として残されています。 表紙にはつぎのように書かれています。 「天保六年文殊堂建立施主附帳 未 九月吉日」 またこの文書のなかに、 「願主 御林守 河村市平 印 」 とあって、文殊堂を、御林守河村市平が願主として建立したことがわかります。 これが現在の文殊堂です。私が訪れたのは平成27年なので、すでに22年の年月が流れていますが、綺麗な形で保持されています。これも信者の人たちによる日々の手入れが、行き届いているからだと思います。

    堂宇の中の様子です。掃除も行き届いており、綺麗な堂宇内です。天井や格子には、かなりの数の千羽鶴が奉納されています。中には、「祈願成就」と書かれたものもあり、信仰の深さが伺い知れます。

    因みに、文殊菩薩は卯年の守り本尊です。

    大和田の子安観音堂

    • 2015.12.25 Friday
    • 09:04
    JUGEMテーマ:ぶらり旅
    大井川鐵道本線・大和田駅から歩いて10分位の所に大和田子安観音堂はあります。 駅から坂道を登り、国道473号線に出て右手家山方面に進み、​ 桜トンネルの手前の左カーブの所を鋭角に山側に上ると大和田子安観音堂が見えてきます。 大和田八幡神社の下側に位置しています。 元々この地には、信福寺というお寺があり、そのお寺のお堂として建てられたものだそうです。 信福寺は随分前に廃寺になったそうで、大和田子安観音堂の傍に、数基の住職の墓標があるのみで、 それ以外にお寺としての遺構などを見ることは出来ません。 これが、大和田子安観音堂の全景です。入り口の格子には、いくつもの袋が掛けられています。 これを見ると、ここが子安観音をお祀りしている事が解ります。

    子安観音堂の中の様子です。2つの厨子が祭壇に祀られています。

    子安観音堂を裏手から眺めた風景です。眼下には大井川、その向こうには山々が連なっています。 山茶花の花や終わりかけた紅葉の様子が、冬の訪れを思わせます。

    水川観音堂

    • 2015.12.23 Wednesday
    • 02:36
    JUGEMテーマ:ぶらり旅
    田野口駅を出て右手方向に進み、中徳橋を渡って362号線に出て右手方向に2kmほど進んだ左山手に、この観音堂はあります。 田野口駅からおよそ2、8km位の距離です。 智満寺の所有であり、通称阿弥陀堂と呼ばれています。 天文五年(一五三六年)に創建され、天保九年(一八三八年)再建落成されています。 観音堂の左右には、獅子の彫刻がなされています。 内部にも彫刻が施されているそうですが、普段は見る事が出来ません。 伝承によると、天保5年(1834年)に江戸で起きた大火で、 災難にあった茶問屋の倉庫の中から阿弥陀如来の仏像が発見され、 阿弥陀堂再建の施主がこの仏像を譲り受け、 今のお堂を再建したとされています。これが観音堂の全景です。堂々とした立派なお堂です。

    この写真が、お堂向かって左側の獅子の彫刻です。透かし彫りになっており、精巧で迫力がある彫り物です。

    岩瀧不動堂

    • 2015.12.17 Thursday
    • 12:14
    JUGEMテーマ:ぶらり旅
    仏閣 目次へ​
     
    由緒:文久の初めころ犬間村は疫病が流行して困窮しておりました。 ある日、志太郡高田村の日正坊と名乗る修験僧が現れ 「村に疫病が流行しているのは不動明王の祟りがあるからだ。 この川の上流に不動明王宿る石があるから私が祈祷してあげる。 若し疫病が鎮まったならばその石を滝の傍らに運んでお堂に納めて供養するがよい」 と告げました。ほどなく疫病は治まり村は平穏になりました。 村の若い衆は法印のお告げによってその石を探しにゆき、ここにお迎えしたといわれています。 村人は鎮座の滝を「不動の滝」と名付けその傍らに堂宇を建立、文久三年十月二十八日、 観天寺和尚玲童興師によって開眼供養法要を行いました。 以来、毎月一月には法印の司宰による供養祭を行って今日にいたっております。 また、堂宇の中に石の地蔵菩薩が並置してありますが、 これは昭和二十八年まで不動堂の真下に村の自家発電所があってその守り仏として祀って あったものです。
    ​(岩瀧不動堂の案内看板より:原文のまま)
     
    大井川鐵道井川線の接阻峡温泉駅から徒歩で10分位の所にあるお堂です。このお堂の前には、岩瀧不動の滝があります。右手には案内看板、左手にはモミの木の巨木があります。椅子も置かれているので、ハイキングなどの休憩地点としての役割も果たせそうです。

    曹洞宗 千葉山 智満寺

    • 2015.12.04 Friday
    • 06:35
    JUGEMテーマ:ぶらり旅
    大井川鐵道本線の田野口駅から、およそ800m位の所にある古刹です。 田野口駅を出て右手方向(家山方面)に歩くと橋があるので、この橋を渡ります。 362号線に出ますので、左手方面に歩くと、千葉山智満寺の参道が見えてきます。 石造りの大きな案内が出ています。 このお寺は、今から1000年余年前の平安時代(藤原後期)に草創され千手観音菩薩像を御本尊です。 山号は千葉山、寺号は智満寺。 一説によると、島田市の智満寺の末寺として奥大井に天台教学の拠点として開かれたとの口伝があるそうです。 その後、延徳3年(1491)に駿河国・洞慶院(静岡県静岡市葵区)より、 回夫慶文禅師を迎え曹洞宗改宗開山されています。 河根法窟と云われ回夫派の派頭寺院として、 江戸時代末期までは門葉100ケ寺に及ぶ禅宗の修行道場であったとつたえられています。 山裾に広い境内があり、 木々が茂る静寂な環境の中に七堂伽藍を備えています。 延享2年(1745)の大火により焼失したが、 第13世一音法牛禅師により伽藍が再建され、 以降に増改築をかさね今日に至っています。 町の文化財に指定されている千手観音菩薩(平安時代の作)・阿弥陀如来座像(藤原時代の作)・山門(江戸時代中期)をはじめ、 川根大佛(釈尊座像)・心の三十三観音・厄除延命地蔵菩薩座像(江戸時代初期の作) ・釈尊涅槃像・絵天井、インド釈尊聖地踏土(涅槃堂)・お茶地蔵尊・わらじ観音(幸福観音)など、 多くの仏像や日本画を拝観することが出来ます。 「信州猫檀家」「火防大師一音さま」の伝説も残されています。この写真が、お寺の入口になります。遠くに見えるのが山門です。

    ​江戸時代中期に建てられたという山門の全景です。どっしりとして、中々立派です。阿吽の像は無いようでした。

    これが本堂の写真です。​堂々とした建築物です。

    この写真が、涅槃堂。もみじと銀杏に彩られて、素晴らしい佇まいを見せています。​

    佐澤薬師

    • 2015.11.13 Friday
    • 02:42
    JUGEMテーマ:ぶらり旅
    このお薬師様は、徒歩で1時間くらいはかかると思います。塩郷駅を出て左方向(北)に進み塩郷ダムを越えて対岸の久野脇地区に入ります。 ちょっと変形なT字路にぶつかるので、そこを左に曲がり、しばらく歩くとお茶工場があるのでそこを右に曲がり山道を登って行きます。 駅からは少し距離がありますが、ハイキングコースにもなっています。案内看板によると、もともとこのお薬師様は三満集落のはずれにあったものが、 戦国時代に武田信玄の焼き討ちに遭い焼失しました。その後、慶長9年(西暦1604年)3月、地元の人たちの手により、二里(約8Km)程の山中、萩ノ沢に再建されました。 しかし、参道も険しくお参りに不便なため、大正12年1月に現在の場所に移されました。ご本尊「薬師如来」様は大変美男で、お願いをすれば良縁が叶うといわれる事から、「妻薬師」とも称され、多くの人が参拝に訪れます。 薬師堂の傍らには「子持ち石」が祭られており、参拝すると子宝に恵まれ、子孫繁栄のご利益があるといわれています。 佐澤薬師のひょんどり:この薬師堂では、毎年1月7日から8日の朝にかけて行われます。7日の夜にこの薬師堂に集まり 、村内安全、家内無事を祈願して、老若男女互いに手を取り、肩を組み、足を踏み鳴らしながら、赤々と燃え上がるたき火を 囲んで明け方まで歌い踊り続けたといわれています。この踊りは、古代の「歌垣」・「踏歌」の流れを汲んでいるいるものと言われています。

    この写真が、佐澤薬師堂内部です。中央には大きな厨子があり、その左にはやや小さめの厨子、右側にはそれよりも少し小さな厨子が祀られています。
    私が訪問した時には「子持石」のお堂は建てられたばかりで、とてもきれいで掃除も行き届いていました。
    境内からは、「鵜山の七曲り」(蛇行した大井川)が見渡せます。この風景が見られるだけでも、ここまで来た甲斐があるのではないでしょうか。 ひょんどりですが、地名の阿弥陀堂でも以前は行われていたそうですが、現在では行われていません。
    続きを読む >>

    井川の大仏

    • 2015.11.05 Thursday
    • 09:02
    JUGEMテーマ:ぶらり旅
    県道から井川小学校入り口に入り、少し進むと井川大仏入り口の看板が見えてきます。登り口前には、駐車スペースがります。階段を5分程登ると、この井川の大仏が現れます。井川診療所の歯科医であった佐藤平一郎氏が、60年間の健康に感謝をこめ4年の歳月をかけて建立した大仏なのです。高さ11mで4階建てビルと同じ高さ、鎌倉の大仏とほぼ同じ大きさです。白い大仏は、堂々とした姿で鎮座しています。 昭和55年11月1日に開眼供養しました。

    近くで見ると、かなり迫力のある大仏様です。毎年10月に例祭を開催しているそうです。 歯にご利益があると言われています。井川駅から車で5分位の所にあるので、徒歩だと少々時間が掛かるかもしれません。

    曹洞宗 満家山 三光寺

    • 2015.11.04 Wednesday
    • 13:18
    JUGEMテーマ:ぶらり旅
    大井川鐡道本線・家山駅から徒歩10分位の所にある古刹で、1346年(貞和2)夢窓国師[むそうこくし]の開山といわれています。 山門に向かって右側には、十六羅漢が祭られています。また、近くには島田市教育委員会のこのお寺の縁起を記した看板があるので、 訪問の際には、是非立ち止まり読んで下さい。

    山門を上がると、阿吽の像があります。結構大きく、迫力があります。 参道にうっそうと茂る樹齢300年の老杉が歴史を感じさせるます。
    本堂右側の山手に「足地蔵」があります。足腰の怪我や病気の回復にご利益があるとして、あつい信仰を受けています。
    足地蔵の由来(案内看板より)
    昔大井川の支流の家山川で片方の足を村人がひろいました。その足をこの寺の住職がねんごろにとむらいその霊をなぐさめました。 その為かいまではこの足地蔵様にお願いすると足のあらゆる病気に願いが叶うとゆわれ遠くは 四国の方より日本でただ一カ所の霊験あらたかな足地蔵様の噂を聞き何日もお参りがたえません。
    西国三十三霊場を模倣したミニ霊場巡りの遊歩道があります。

    日切地蔵尊

    • 2015.11.04 Wednesday
    • 12:57
    JUGEMテーマ:ぶらり旅
    日切地蔵尊は、1881年(明治14年)に旧大代村、現島田市大代の童子沢(わっぱざわ)の自然石をここに運び、 開山の日正上人(にっせいしょうにん)がこれに日限地蔵尊菩薩を刻み、入魂開張し、 本尊として現在地より西方200メートルの場所に祀ったことに始まるとされています。 その後1888年(明治21年)、遠江国島村の庄屋を勤める山田家9代目当主の山田義一が現在地に地蔵堂を建立したといわれています。

    日を限って願掛け参りをすれば願いが必ず叶うと評判が高く、静岡県内屈指の霊場として、県内のみならず県外各地から多数の参詣者があり、お線香の煙が絶える事はありません。

    日切地蔵尊のお堂を正面から見た所です。中には厨子があります。

    同じ境内には、不動明王も祀られていました。 毎月26日が縁日で8月26日に大祭が行われ周辺は大変賑わいます。

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