県道77号線を北上し地名トンネルを越えてすぐの所に、地名の廃道があります。 廃道というと、歩くのにかなりの危険が付きまとう様な気がしますが、この廃道は危険度が低いと思います。 危険があるといえば、山からの転石位でしょうか。現在の地名トンネルが右側に見えます。 廃道の入口には鎖が張られ、鍵がかけられています。とりあえず鎖を跨いで中に入ってみました。 今回この道を歩く気になったのは、「地名の七大日」を見るためです。 大日如来の石仏は、地名トンネルの入り口下あたりにあります(後日紹介)。アスファルトはひび割れて、使われていない年月を感じさせます。 少し歩くと、この先通り抜けは出来ませんの看板がありました。中川根町と記載されています。 川根本町は合併して10年の年月が経っているので、10年以上、もしかしたら廃道になってから一度も手が入れられていない可能性もあります。 右下には大井川鐵道本線が走っています。その向こうは大井川が流れるというロケーション。 杉の木越しに見る事が出来ます。日陰にもなっているので、結構涼しく歩きやすい感じでした。
歩いている途中、右側に鉄製の柵のような物が見えてきました。結構頑丈なものです。 山からの転石止めなのでしょうか?それにしては距離が短すぎるかな。
そこからすぐの所に、「地名隧道」がありました。入口は埋められて、草やシダが生えています。 杉の木も覆い被さる様に倒れています。
この隧道は県道77号線の笹間桟道橋からも見る事が出来ます。それがこの写真です。こちらも入口は埋め立てられ、草が生えていました。